ギャップデートって、設計するものじゃない
ギャップのあるデートを作ろう、と考えた瞬間に、ギャップじゃなくなる。
女性が感じるギャップって、予想と違う瞬間から生まれるもの。
その予想と違う瞬間は、設計できない。でも生まれやすい環境は作れる。
ホスト時代、お客さんとの時間で「この人と過ごす時間って特別だな」と感じてもらえた夜と、そうじゃなかった夜がある。
その差って何だったか、ずっと考えてた。
答えは一個で。その夜の俺が、その人のことだけを考えてたかどうか。
ギャップデートの基本設計
ギャップが生まれる構造
ギャップって、AをイメージしてたらBが来た、という体験から生まれる。
イメージ通りのデートは、悪くないけど記憶に残りにくい。
イメージと違う瞬間が一個あるだけで、そのデートは記憶に残る。
だからギャップデートの設計って、相手がどういうイメージを持ってくるかを把握した上で、その一部を外すこと。
相手が「普通のご飯デートだろう」と思ってきたとき、少し違う何かがある。
相手が「アクティブな人だろう」と思ってきたとき、静かな一面が出てくる。
その「違う」が、記憶に刻まれる瞬間になる。
外す部分は、一個だけでいい
全部を外そうとしない。
場所も、服装も、行動も、全部予想と違う。これだと不安定な人に見える。
一個だけ外す。
場所は普通だけど、この人は予想と違った。または、この人は普通だけど、場所が予想と違った。
一個の違いが、全部を特別に見せる。
ギャップデートの具体的な作り方
作り方1 場所でのギャップ
一見普通の待ち合わせ場所から、少し変わった目的地に連れて行く。
「今日どこ行くの?」「ちょっと付き合って」で始まって、着いた場所が予想外だった。
その予想外の瞬間の女性の顔。それがギャップの核心になる。
具体的な例。
普通のカフェに入るつもりで来てたのに、実は隠れた古本屋カフェだった。
ご飯の後、「少し歩こう」と言って連れて行った場所が、知られてない夜景スポットだった。
普通に歩いてたら、手作りの何かを売ってる小さい市場に偶然入った。
偶然のふりをした寄り道、という設計が一番刺さる。
作り方2 自分の意外な一面でのギャップ
これが一番強いギャップ。
デート中に、相手が知らない自分の面が自然に出てくる瞬間。
クールに見えてた男が、子どもが転んでるのを見て自然に助けた。
普段あまり話さない男が、好きな音楽の話になったとき急に饒舌になった。
外では落ち着いてるのに、ゲームセンターで急に本気になった。
計算して出すんじゃない。その人の本当の一面が出てきた瞬間。
でも「出てきやすい場所」には行ける。
子どもが好きなら、商店街を歩く。音楽が好きなら、街の楽器屋の前を通る。負けず嫌いなら、ゲームセンターに入る。
本物のギャップが出てくる環境を、さりげなく作る。
作り方3 言葉でのギャップ
デートの流れで、いつもと違う一言が出てくる。
普段さらっとしてる男が、感情的な一言を言う。
「なんか今日、特別な感じがする」。
または、真面目なシーンで予想外のユーモアが出る。
「真剣な顔してどうしたの」「いや今日のあなたが可愛くて、どうしたらいいかわからなくなってた」。
言葉のギャップって、瞬間に出てくるもの。用意した言葉は、用意した感が出る。
でも感情が動いた瞬間に素直に出てきた言葉は、ギャップとして機能する。
デートで「特別感」を出す方法、実例
実例1 名前で呼ぶタイミングを変える
普段名前で呼ばない場面で、静かに名前を呼ぶ。
話が途切れた静かな瞬間に「〇〇」とだけ言う。
またはちょっとした感情が動いた瞬間に「ね、〇〇」って名前から始める。
名前を呼ぶ頻度より、呼ぶタイミングが特別感を作る。
実例2 さりっと選んでくれてた、が伝わる場面を作る
「そういえば〇〇が好きって言ってたから、この辺にしたんだよね」。
さりっと、が大事。
「あなたのために全部考えました!」じゃない。当たり前のように、好みを覚えてて、選んでた。その自然さが、特別感になる。
実例3 普段と違う一面を、大げさにしない
植物が好きなのに気づいて、花屋の前を通るとき少し立ち止まる。
好きな音楽が流れてきたとき、「これ好き」ってさりっと言う。
一人のときの自分が出てくる瞬間を、大げさにしない。ただ出てくる。
その素の出方が、作ってない特別感として伝わる。
実例4 解散前の「これだけ言いたかった」
デートが終わる直前に、一言だけ。
「今日の〇〇の話、面白かった。また聞かせて」。
または「今日、来てよかった」。
過去形で言い切る。今日がよかった事実を置いて、別れる。
余韻が作られる。その余韻の中で、また会いたい、が生まれる。
実例5 全然関係ない瞬間に気にかける
デートの途中で「今日疲れてない?」って一回だけ聞く。
楽しいことをしてる最中に出てくる気遣いが、この人は私のことを見てる、として伝わる。
デートのコンテンツへの集中だけじゃなく、こっちの状態も気にしてくれてた。
その気づきが、他のデートとは違う、の根拠になる。
実例6 予定外の寄り道
決めてたルートを外れて、「こっち行ってみよう」って言う。
目的地じゃない場所に偶然入る。またはたまたま面白いものを見つけた。
計画にない瞬間って、二人だけの時間になる。
「あの日たまたまあそこに入ったの、面白かったよね」という記憶が、そのデートを特別なものにする。
計画した特別より、偶然の特別の方が、記憶に残ることがある。
ホストクラブで女性が話してた「特別だと感じたデート」の本音
「予想してなかった場所に連れて行ってもらった」
あるお客さんが話してくれた。
「どこ行くかずっと言ってくれなくて、着いてみたら知らなかった場所で。なんかここどこ!ってなって、それが楽しくて。あの驚きが今でも覚えてる」って。
知らなかった場所への驚き。
予想の外に連れて行かれた体験が、記憶に残ってた。
「一生懸命になってる姿がギャップだった」
「普段クールなのに、ゲームセンターで急に必死になってて。全然違う顔で笑えた。あのギャップで、もっと好きになった」って。
必死になってる姿が可愛かった。
计算してない一面が出た瞬間が、ギャップとして刺さった。
「別れ際の一言が全部を変えた」
「デート終わりに、ぽつって言ってきた。今日の時間、好きだったよ、って。それだけだったけど、なんかそれが全部だった。帰り道ずっとそのことを考えてた」って。
別れ際の一言。
今日がよかった、という過去形の言葉。それだけで帰り道が変わった。
実体験
ホストを辞めた後、好きな子とのデートで場所を調べて、コースを決めて、言うことを準備して。
全部想定通りに進んだ。
でもその子から後日「なんか、楽しかったんだけど、ちょっと準備してた感じがして」って言われた。
準備してた感じ、が伝わってた。
その後、全部の設計をやめたデートをした。
「どこ行く?」「わかんない、適当に歩こう」から始めて、気になった店に入って、偶然面白い路地に迷い込んで。
帰りに「今日楽しかった、なんか新鮮だった」って言ってくれた。
何も準備しなかった夜の方が、よかった。
一緒にいる時間から自然に生まれた特別感の方が、届いたようだ。

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