誠実さって、地味だから気づかれにくい
誠実な男って、正直、パッと見では目立たない。
派手なアプローチをするわけでもない、ドラマチックな告白をするわけでもない。
でも、長く一緒にいると、その価値がじわじわわかってくる。
ホスト時代、俺は誠実さの真逆の世界にいた。だからこそ、誠実さの価値が、痛いほどわかる。
お客さんが最後に選ぶのは、口のうまいホストじゃなかった。ちゃんと約束を守る、嘘をつかない、そういう地味な部分を持ってる男だった。
女性は、誠実さを見てる。言葉じゃなく、行動の端々で。
今日は、誠実な男が絶対にしないことを、書いていく。
しないこと1 嘘をつかない、特に自分を守るための嘘
誠実な男は、嘘をつかない。
小さい嘘でも。
なぜかというと、嘘って、一回つくと、それを隠すためにまた嘘が必要になるから。
嘘が嘘を呼んで、どんどん誠実さから遠ざかる。
特に、自分を守るための嘘。都合が悪いことを隠す、ごまかす。
これをやらない。
正直言って、正直でいるのって、しんどいときもある。本当のことを言うと、気まずくなることもある。
でも、誠実な男は、気まずくても本当のことを言う。
その正直さが、信頼を作る。
あるお客さんが言ってた。「嘘をつかない人って、それだけで安心する。何を言われても、本当のことなんだって思えるから」って。
嘘をつかないこと。それだけで、安心の土台になる。
しないこと2 キープしない、保険をかけない
本命がいるのに、他の相手を保険として繋ぎ止めておく。
誠実な男は、これをしない。
キープって、相手を道具にしてる。自分の都合のいいときに使う、という発想。
その発想自体が、誠実さの真逆。
一人に決めたら、その一人に向き合う。他は繋ぎ止めない。
ホスト時代、キープされてるお客さんの話を、たくさん聞いた。
「大事にされてるのか、都合よく使われてるのか、わからない」って、みんな不安そうだった。
キープされてる女性は、その曖昧さに、ずっと苦しんでる。
誠実な男は、その苦しみを与えない。
はっきりと、一人に向き合う。曖昧にしない。
その明確さが、安心を作る。
しないこと3 好意を利用しない
相手が自分を好きなのをいいことに、都合よく扱う。
誠実な男は、これをしない。
好かれてるからって、雑に扱う。連絡を適当にする、会うのも自分の都合優先。
相手の好意に、あぐらをかく。
これをやらない。
好かれてるからこそ、大切にする。好意を、当たり前にしない。
あるお客さんが話してくれた。「私が好きなの、向こうもわかってて。それで、なんか雑に扱われてた気がする。好きだから、多少のことは許すって思われてたのかも」って。
好意を利用された悲しさ。
誠実な男は、好意に感謝して、その分ちゃんと大切にする。
利用じゃなく、感謝。
その姿勢が、誠実さを作る。
しないこと4 人によって態度を変えない
自分には優しいのに、店員さんや立場の弱い人に横柄。
誠実な男は、これをしない。
前にも書いたけど、これは女性が一番見てるポイントで。
人によって態度を変える男は、いつか自分にも同じことをする、と女性は感じる。
誠実な男は、誰にでも同じ態度。
店員さんにも、後輩にも、家族にも、誠実。
その一貫性が、信頼を作る。
正直言って、これって、演技じゃできない。
本当に誰のことも尊重してる人間だけが、自然と誰にでも誠実になれる。
だから、人への態度は、その人の本性が出る。
誠実な男の本性は、誰に対しても、変わらない。
しないこと5 弱みを利用しない、蒸し返さない
相手が見せてくれた弱さを、後で利用する。喧嘩のときに蒸し返す。
誠実な男は、これをしない。
弱さを見せるって、信頼の証で。
その信頼を、裏切らない。
見せてくれた弱さを、武器にしない。ずっと、受け止めたまま、大切にする。
あるお客さんが言ってた。「弱音を吐いたことを、後で、あのとき弱かったよねって言われて。それで、もう二度と弱音を吐けなくなった」って。
弱みを利用された傷。
誠実な男は、その傷を与えない。
弱さを見せてもらったら、それを大切に受け止めて、二度と持ち出さない。
その誠実さが、もっと素を見せていい、という安心を作る。
しないこと6 感情をぶつけない、機嫌を取らせない
仕事のストレス、嫌なことがあった日。
その感情を、相手にぶつける。不機嫌を撒き散らして、機嫌を取らせる。
誠実な男は、これをしない。
自分の感情は、自分で処理する。
相手を、感情のゴミ箱にしない。
ホスト時代、これは徹底して叩き込まれた。どれだけ嫌なことがあっても、お客さんの前では切り替える。
自分の感情を持ち込まない。
それが、プロの誠実さだった。
そして、恋愛でも同じで。
自分の機嫌を自分でとれる男のそばで、女性は安心して過ごせる。
地雷を気にしなくていい場所。それが、誠実な男が作る空間。
しないこと7 自分の非から逃げない
間違えたとき、言い訳ばかりして逃げる。都合が悪くなったら音信不通。
誠実な男は、これをしない。
自分の非を、認める。
逃げずに、向き合う。
「俺が悪かった」が言える。
これって、簡単そうで難しい。プライドが邪魔する。認めたくない気持ちが出る。
でも、誠実な男は、プライドより関係を優先する。
自分の非を認めて、ちゃんと謝る。
あるお客さんが言ってた。「自分の非を認められる人って、信頼できる。逃げないってわかるから」って。
逃げないこと。認められること。
それが、深い信頼を作る。
誠実さは、モテるためのものじゃない
ここまで書いてきて、一個だけ言っておきたいことがある。
誠実さって、モテるためのテクニックじゃない。
「誠実にすればモテる」という発想で誠実にすると、それは誠実じゃなくなる。
見返りを求めた誠実は、どこかで透ける。
本当の誠実さは、見返りを求めない。
ただ、目の前の人を大切にしたいから、誠実でいる。
その純粋さが、本物の誠実さで。
結果的に信頼される、というだけで。信頼を目的にしてるわけじゃない。
元ホストだから、わかること
俺は、誠実さの真逆の世界にいた。
だからこそ、誠実さの価値が、痛いほどわかる。
ホスト時代、口のうまさで、女性の心を動かせた。テクニックで、距離を縮められた。
でも、それは長く続かなかった。
本当に長く関係が続いたのは、テクニックじゃなく、誠実さがあったときだった。
約束を守る、嘘をつかない、ちゃんと向き合う。
その地味な部分が、最後に効いた。
ホストを辞めて、普通の恋愛をするようになって、それがもっとわかった。
テクニックは、一瞬の効果。誠実さは、一生の効果。
女性が本当に信頼するのは、口のうまい男じゃなく、誠実な男だった。
そして、俺が失敗したときは、いつも誠実さを忘れてたときだった。
自分を守るために嘘をついた、感情をぶつけた、非を認めなかった。
そのたびに、信頼を失った。
誠実さって、一回崩すと、取り戻すのに時間がかかる。
だから、崩さないこと。地道に、誠実でい続けることが本当に大事。

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