キャバ嬢にハマる男性の特徴と、抜け出せない理由の正体

会いたくて、仕方ない。今日も、指名して、シャンパンを入れた。 LINEの返信が来ると、心が、ふわっと浮く。来ないと、一日中、そわそわ。 使った金額は、正直、考えたくない。でも、やめられない。 …もし、これが、君のことなら。少し、話を聞いてほしい。責めるつもりは、一切ないから。

俺は、元ホスト。つまり、ハマらせる側に、いた人間なんだ。だから、その仕組みも、抜け方も、たぶん、誰よりわかる。

目次

ハマるのは、”意志が弱いから”じゃない

まず、いちばんの誤解を、解いておく。 キャバ嬢にハマる男は、意志が弱い、とか、バカだ、とか。そういう話じゃ、ないんだ。

これは、のどが渇いた人と、”蜃気楼”の話

想像してみて。砂漠で、のどが、カラカラに渇いてる人。 その人の目の前に、水が見えたら。走って、いくでしょ。それが、たとえ、蜃気楼でも。 渇きが、深ければ深いほど、蜃気楼は、本物の水に、見えるんだ。 キャバ嬢にハマるのも、これと、同じ構造。君の中に、”渇き”がある。だから、そこに差し出された優しさが、本物の愛に、見える。 問題は、君の頭じゃなくて、心の、渇きのほうなんだよ。

だから、自分を責める必要は、まったくない

人に、認められたい。優しく、されたい。特別扱い、されたい。 これ、誰にでもある、当たり前の欲求でしょ。恥ずかしいことなんて、一個もない。 キャバクラは、その当たり前の欲求を、これ以上ないくらい上手に満たすように、設計されてる場所なんだ。 プロが、本気で、君を気持ちよくさせにくる。そりゃ、ハマるよ。弱さじゃない。人間だから、ハマる。

もし、これを、ハマってる誰かのことを心配して読んでる人がいるなら。頭ごなしに責めても、たぶん、逆効果だよ。 その人が、何に渇いてるのか。そこを、責めずに見てあげるほうが、ずっと、届く。人って、責められると、余計に、幻のほうへ、逃げ込むから。

キャバ嬢にハマりやすい男性の、共通点

ハマりやすい人には、いくつか、共通点がある。自分に当てはまるか、見てみて。

日常で、認められてない人

これが、いちばん、多い。 仕事で、頑張っても、褒められない。家に帰っても、誰も、労ってくれない。毎日が、義務と、疲れの、繰り返し。 そこに、キャバ嬢が、満面の笑みで、「すごい!」「さすが!」って言ってくれる。 砂漠の民が、水を見つけたのと、同じ。カラカラに渇いた承認欲求に、店の言葉が、じわっと、しみこんでいく。 日常で満たされてない人ほど、店の一杯が、効いちゃうんだ。

真面目で、優しくて、女性に不慣れな人

意外かもしれないけど、遊び慣れた、チャラい男は、案外、ハマらない。 ハマるのは、むしろ、真面目で、優しくて、女性に慣れてない人のほう。 女性から、こんなに優しくされた経験が、少ないから。営業の笑顔を、本気の好意だと、まっすぐ、受け取っちゃう。 免疫が、ないんだよね。だから、一発で、深く刺さる。純粋な人ほど、危ない。

「自分だけは、特別」と、思いたい人

これも、大きい。 彼女は、他の客には、営業。でも、俺にだけは、本気。俺は、他の客とは、違う。 …そう思いたい気持ち、痛いほど、わかる。でも、ここが、いちばんの、落とし穴なんだ。 ハマってる客は、全員、自分だけが特別だと、信じてる。全員が、だよ。 特別な自分っていう物語は、いちばん気持ちよくて、いちばん、抜けにくい。

現実から、逃げたい時期の人

今の生活が、しんどい。夫婦仲が、冷えてる。仕事が、うまくいかない。ただ、孤独。 そういう時、キャバクラは、あったかい、避難所になる。 店にいる間だけ、現実を、忘れられる。嫌なことが、全部、すーっと遠くにいく。 逃げ場としての、店。これが、いちばん深く、ハマるパターンかもしれない。だって、そこにしか、安らぎがないんだから。

こういう時は、店を責めるより、まず、逃げたくなる現実のほうに、目を向けたほうがいい。 店は、症状であって、原因じゃないんだ。冷えた家庭や、しんどい仕事。その本体を、少しでも、動かせないか。 根っこが、そのままだと、たとえ一つの店をやめても、また別の蜃気楼を、探しに行っちゃうから。

お金で、”自分の価値”を、確かめたい人

もう一つ、根深いタイプが、これ。 たくさん使うほど、いい席で、いい扱いを、受ける。シャンパンを入れれば、店中が、わっと盛り上がる。 その瞬間、あ、俺って、価値がある人間だ、って、感じられる。 でも、これ、危ないループなんだ。使えば使うほど、特別になれる。だから、もっと、使いたくなる。 お金でしか、自分の価値を、確認できなくなった時。財布は、底なしに、なっていく。

元ホストが明かす、ハマらせる側の仕組み

俺が、客を、どう夢中にさせてたか。種明かしを、する。キャバ嬢も、やってることは、鏡写しだから。

営業とは、あなたは特別を、感じさせる技術

俺たちの仕事は、シンプルに言うと、目の前の一人を、世界一、大切にされてる気分にすること。 名前を、覚える。前に話した、些細なことを、覚えてる。目を見て、うなずく。あなたのために、時間を使ってる、っていう空気を、作る。 日常で、誰も、そんなふうには、扱ってくれないでしょ。 だから、効くんだ。これは、恋愛感情っていうより、特別扱いされる中毒に、近い。

一回、あの世界一大切にされる感覚を、味わうとね。素の日常が、急に、色あせて見えるんだ。 誰にも特別扱いされない、灰色の毎日。それに耐えるために、また、店の色を、補給しにいく。 色のない世界から、色のある世界に、通ってるようなもの。抜けにくいのは、当然なんだよ。

LINEと、絶妙な未満で、温め続ける

店の外でも、火を、消さない。 おはよう、おやすみ、のLINE。時々の、思わせぶりな、一言。 付き合ってるようで、付き合ってない。友達以上、恋人未満。この、絶妙な距離を、キープする。 なぜか。曖昧なほうが、人は、期待し続けてくれるから。はっきりさせない、っていうのが、実は、いちばんの、テクニックなんだよ。 …こう書くと、なかなか、ひどいな(笑)。でも、これが、現実。

もう一つ、地味に、えげつないのが、焦らし。 即レスばっかり、じゃないんだ。時々、返信を、わざと、遅らせる。すると、客は、返信が来た時の喜びが、何倍にも、膨らむ。 いつ来るか、わからない。だからこそ、スマホが、手放せなくなる。 これ、ギャンブルにハマる仕組みと、まったく同じ。たまにしか当たらないから、やめられない。人の脳は、その”たまに”に、いちばん、弱くできてるんだよ。

本気と、営業は、実は、本人にも、曖昧

ここ、大事なとこ。 じゃあ、全部、計算ずくで、心はゼロなのか。っていうと、それも、違うんだ。 毎日、顔を合わせてれば、情も、湧く。本気で、かわいいと思う客も、いる。 でも、その”本気”は、あくまで、”仕事の中の本気”。店を出て、金を落とさなくなった時も、同じ気持ちが続くかは、まったく別の話。 本人ですら、どこまでが仕事で、どこからが本音か、曖昧なまま。だから、客が、それを見抜くのは、もっと、難しいんだよ。

同伴、アフター、イベント。一段ずつ、深くする

店の中だけじゃ、終わらせない仕掛けも、たくさん、ある。 出勤前に、ごはんを食べる、同伴。閉店後に、会う、アフター。誕生日や、周年の、イベント。 一段、上がるたびに、二人の距離が、縮まった気に、なる。特別感が、じわじわ、増していく。 でも、その一段一段には、たいてい、”売上”が、ひもづいてるんだ。距離が縮まったように見えて、実は、階段を、のぼらされてる。 親密さと、課金が、セットで、増えていく。ここに、気づけるかどうか、なんだよね。

いちばん知りたい、彼女は本当は、どう思ってる?

0でも、100でもない、が、正直なところ

彼女は、君のこと、なんとも思ってない。これも、違う。 彼女は、君に、本気で惚れてる。これも、たぶん、違う。 正直なところは、その、間。少しは、好きかもしれない。でも、その好意は、”店”っていう、ビジネスの枠の、中にある。 枠の中の好意を、枠の外の、恋愛と、同じものだと思う。そこで、ボタンを、掛け違えるんだ。

俺にも、本気で、情が湧いた客が、いた。売上とか抜きで、この人には、幸せでいてほしいな、って思った。 でも、それでも、俺は、その人に「店、もう来なくていいよ」とは、言えなかった。言った瞬間、その人は、客じゃなくなる。俺の、生活も、成り立たなくなるから。 情は、ある。でも、その情の上には、”商売”っていう天井が、どうしても、あった。 たぶん、キャバ嬢の側も、同じなんだ。優しさが、嘘とは、限らない。ただ、その優しさは、天井の下でしか、生きられない。

線が見えるのは、”客じゃなくなった”時

じゃあ、その枠が、どこにあるのか。いちばん、はっきりわかる方法が、ある。 それは、君が、”客”じゃ、なくなった時。 通うのを、やめる。金を、使わなくなる。その時、彼女の態度が、どう変わるか。 そこに、答えが、ある。変わらず連絡が続くなら、本物だったのかもしれない。ぱたっと、途切れたなら…まぁ、そういうこと。 確かめるのは、こわい。でも、確かめないまま、走り続けるのも、しんどいでしょ。

ハマってると気づいたら、どうすればいいか

こうなってたら、飲まれてるサイン

その前に、危険信号を、いくつか。当てはまったら、ちょっと、立ち止まってほしい。 生活費や、貯金に、手をつけ始めてる。借金してまで、通ってる。彼女の予定に、自分の生活が、振り回されてる。彼女以外の、人付き合いが、ごっそり減った。指名しないと、他の客に取られる気がして、焦る。 一個でも、ドキッと、したなら。それはもう、娯楽の範囲を、はみ出しかけてるサイン、かもしれない。

まず、使ってる金額を、”直視”する

いちばん、こわい作業。でも、いちばん、効く。 この一ヶ月、いくら、使った? 通帳を、開いて、ちゃんと、見る。目を、そらさずに。 夢の中にいると、金の感覚が、麻痺するんだ。麻痺したまま、使い続けると、生活のほうが、壊れる。 数字を、直視した瞬間、ハッと、我に返ることが、ある。それが、抜け出す、最初の一歩。

満たしたい渇きの、正体を、探す

そして、君は、店で、何を、満たしてる? 承認? 癒やし? 孤独の、埋め合わせ? その渇きの正体が、わかると、店じゃない場所で、それを満たす道も、見えてくる。 仕事で、認められる。趣味の仲間を、作る。信頼できる人と、じっくり話す。 蜃気楼を、追いかけるのを、やめて、本物の水源を、自分の人生に、掘る。そっちが、遠回りだけど、渇きを、本当に、癒やしてくれる。

一個、やってみてほしいのが、店に使ってた時間とお金の、ほんの一部を、自分に投資すること。 ジムでも、資格でも、旅でも、なんでもいい。自分の価値を、誰かに確かめてもらうんじゃなくて、自分の手で、育てる。 自分で、自分を満たせるようになった人は、蜃気楼くらいじゃ、そんなに、揺さぶられなくなるからさ。

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