寂しいか聞いてくる男性心理|その質問の裏にある本当の狙い

寂しくない?

夜中にその文字が届いたとき、返事を打つ手が一瞬止まる。

素直に、うん、と返していいのか。強がったほうがいいのか。

その迷いの間に、たぶん相手はスマホを見つめて待ってる。

目次

その質問が出てくるとき、男の側で起きていること

自分が寂しいのを、相手に言わせようとしている

これが一番多い。断言していい。

男は、自分が寂しいと言うのが苦手。かっこ悪いと思ってる。

だから先に相手に聞く。相手が、寂しい、と答えたら、そこで初めて、実は俺も、と乗せられる。

順番を作ってるわけ。自分から言わずに済む順番を。

ずるいと言われたら、まぁ、その通り。でも、そうしないと言えない人が本当にいる。

空いている枠を探している

もう少し実務的な理由もある。

寂しいかどうかを聞くのは、今そこに誰かがいるかを確かめる作業でもある。

彼氏がいるなら、たぶん寂しくない。誰かと会ってるなら、そもそも返事が遅い。

つまり、状況確認。感情の話をしてるように見えて、内容は空き状況の確認だったりする。

好意の前に、地面が固いか確かめている

告白する前に、足場を確認する男は多い。

いきなり好きだと言うのは怖い。だから、相手が今どういう状態か、心が誰かに向いてないか、先に測る。

寂しい、と返ってきたら、そこに入り込む隙があると判断する。

これは悪意というより、慎重さ。慎重さが行きすぎると、探るだけ探って何もしない男になる。

単純に、心配しているだけの場合

全部を戦略の話にするのも違う。

最近元気なさそうだな、と思って聞いてきた人はいる。

見分けは、その質問が単独で来てるか、文脈の中にあるか。

前の会話を踏まえて出てきたなら、心配のほう。何の脈絡もなく突然来たなら、別の目的がある確率が上がる。

聞いてくる場面で、意味がかなり変わる

深夜に来る質問

二十三時以降に届く、寂しくない?

これはもう、ほぼ自分の話。

その時間に他人の孤独を心配する余裕がある人は、あんまりいない。自分が寂しいから送ってる。

しかも、その日一日が終わったあとの時間帯。予定が全部終わって、誰とも繋がってない状態で押されたボタン。

つまり、こっちが最初の選択肢だったとは限らない。

別れた直後に来る質問

こっちが誰かと別れた話を知った直後。

この場合は、待ってたということ。

タイミングを計ってた人は、以前から興味があった人。ただし、弱ってる時期を狙ってきてるという事実も同時に残る。

親切と打算が、同じ動作の中に入ってる。どっちが多いかは、その後の態度で出る。

昼間、何でもない会話の中で出てくるとき

これが一番まっすぐな形。

昼の連絡って、深夜より温度が低い。低い状態でその質問が出るなら、そこには計算より心配が乗ってることが多い。

深夜の同じ言葉と、意味が全然違う。

時間帯だけで判断材料になるというのは、けっこう便利な話でもある。

答え方で、その後の関係が分かれる

寂しいと答えたときに起きること

寂しい、と正直に返すと、たいてい会話が進む。

相手が、じゃあ今度会おう、と言ってくる。もしくは、実は俺も、と続けてくる。

ここで進むなら、少なくとも相手は動く気がある。

ただ、正直に返すと弱みを渡すことになる、という感覚を持つ人もいる。持ってていい。無理に出す必要はないので。

平気だと答えると、そこで会話が終わる

強がると、話が止まる。

止まるのは冷たくされたからじゃなくて、相手が次の一手を持ってないから。

寂しいという答えを前提に組み立ててたので、違う答えが来ると対応できない。

だから、強がった後に連絡が減っても、嫌われたわけじゃないことが多い。単にその人の引き出しが少ないだけ。

質問を返すという手

一番実用的なのは、そのまま返すこと。

そっちは?と聞く。

これで相手の目的がかなり見える。自分の話を始めるなら、聞きたかったのは自分のことだったということ。

いや俺は別に、と逃げるなら、こっちを探ってただけ。

たった三文字で判別できるので、迷ったらこれでいい。

ホストクラブで女性たちが話していたこと

その一言で落ちた、と言った人

三十代の常連さんが、笑いながら話してくれた。

寂しくない?って聞かれて、それで気になっちゃったのよ。

その前まで何とも思ってなかった相手だったらしい。でも、その質問で急に意識したと。

なんでですか、と聞いたら、私のこと見てる人がいるんだって思えたから、と。

内容じゃなくて、見られてる事実のほうが効いてる。これはけっこう普遍的だと思う。

誰にでも聞いてる人だと気づいた夜

別の子、二十代半ば。

同じ質問を、友達にも送ってたの、と。

たまたま話の流れで発覚したらしい。同じ文面、同じ時間帯。

その瞬間、すーっと冷めたと言ってた。

特別だと思ってたものが定型文だったときのダメージ、けっこうでかい。彼女はその後、その人と連絡を取ってない。

聞かれなかったことを寂しがっていた人

四十代の人が、逆の話をしてくれた。

誰も聞いてこないのよ、私には。

強そうに見えるから、心配されない。寂しいかどうかを聞かれる立場に、そもそも置かれてないと。

その話を聞いたとき、俺は、じゃあ俺が聞きますよ、と言おうとして、やめた。

言ったら営業になる。そう思った時点で、俺も彼女に何もできない側だった。

元ホストの俺が、その質問を使っていた話

営業で覚えた、最初の一手

正直に書く。あれは俺の定番だった。

新人の頃、先輩に教わった。連絡の最初は、相手の状態を聞け、と。

寂しくないですか、で始めると、返信率が高い。実際に高かった。

質問されると人は答える。答えると会話が始まる。始まれば繋がる。

そういう技術として使ってた。感情は乗ってなかった。

効きすぎて怖くなった時期

ある時期、それが効きすぎた。

送ると、けっこうな割合で、寂しい、と返ってくる。しかも長文で。

こんなに簡単に人の内側が開くのか、と思った。ぞわっとした。

同時に、この人たちは俺に開いてるんじゃなくて、聞いてくれた誰かに開いてるだけだ、とも分かった。

技術で開けた扉の中に、俺の居場所はなかった。

本気の相手には、聞けなかった

これも毎回同じ話になるんだけど。

本当に好きな人には、あの質問が使えなかった。

寂しいかどうか聞いたら、答えが返ってくる。その答えが、俺以外の誰かのせいだったらどうしようと思って。

聞けないまま、天気の話をしてた。

技術を持ってても、肝心なところでは使えない。あれは何回経験しても同じだった。

見分けるために、その後を見る

答えたあと、話を広げるかどうか

寂しい、と答えて、そこから相手が何をするか。

深く聞いてくるなら、興味がある。何が寂しいのか、いつからなのか、話を進めてくる。

そうなんだ、で止まるなら、聞きたかったのは状態だけ。

答えた後の一往復で、かなり分かる。

昼間に同じ話ができるか

夜に開いた話を、翌日の昼にもう一度出せるかどうか。

昨日の話だけど、と触れてくる人は、夜のテンションで喋ってたわけじゃない。

触れてこない人は、夜の自分と昼の自分を切り離してる。切り離してる相手とは、関係が夜だけで完結する。

これは前にも書いたことだけど、けっこう使える判定方法。

会う提案が出てくるまでの速さ

寂しいと答えて、何日以内に会う話が出るか。

一週間以内に具体的な日程が出てくるなら、動く気がある。

出てこないまま、また別の夜に同じ質問が来るなら、そのやりとり自体が目的になってる。

同じ質問が二回来たら、そこで一度立ち止まっていい。

寂しいか、という問いは扉のノック

ノックしてるだけで、入るとは言ってない。

開けたら入ってくる人もいるし、開いたのを確認して満足して帰る人もいる。

だから、開ける前にこっちが身構えすぎる必要もない。開けてみて、入ってこなかったらそれまでの話。

ただ、何度もノックだけして帰る人がいたら、それはもう挨拶と同じ。

三回目のノックには、返事をしなくていいと思うよ。

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