依存させようとしてる男は、依存させられない
「依存させよう」と計算してる男ほど、女性から見透かされる。透けた瞬間に終わる。
本当に依存される男って、依存させようとしてない。ただそこにいて、ただ見てて、ただ受け取ってる。
その自然体が、気づいたら離れられない状態を作ってる。
ホスト時代、長く通い続けてくれるお客さんと、一回来てそれっきりのお客さんの差を何年も見てきた。
長く来てくれる子って、俺に依存してたんじゃない。
俺とのやり取りの中で、自分のことを好きでいられてた。
それが本質で依存って、相手に引きずられてるんじゃなく、その人のそばにいることで自分が満たされてる状態のことを、女性は依存と呼んでる。
依存される男の特徴、一個ずつ解説する
特徴1 話すたびに自分の新しい面が出てくる
会うたびに知らなかった一面が出てくる男。
全部話してしまわない。前回の会話で、何かが残ってる。
知りたい、がなくなった瞬間に興味は終わる。でも知りたいが続く男のそばには、ずっといたくなる。
これ、作ろうとして作るものじゃない。本当に自分の世界を持ってる男から自然に出てくるもの。
仕事への情熱がある。熱中してることがある。一人の時間を大切にしてる。そういう豊かさがあると、話のたびに新しい何かが出てくる。
ホストクラブで長く指名をもらってた先輩が言ってた言葉。「全部話すのは、在庫を全部売り切るのと同じだから」って。
残しておくこと。それが続きを作る。
特徴2 感情の確認を求めない
「俺のこと好き?」「どのくらい好き?」「他に気になってる人いない?」。
これを繰り返す男のそばで、女性は消耗する。
依存される男は、確認を求めない。
自分への感情は、相手が勝手に育てるもの。それを促進しようとしない。
確認しない余裕が、この人は大丈夫という安心を作る。
大丈夫という安心が、傍にいたい感情を育てる。
特徴3 自分の機嫌は自分でとれる
不機嫌を相手にぶつけない。感情のゴミ箱にしない。
自分の感情は自分で処理できる。
そのそばにいると、こっちが感情の管理に気を使わなくていい。
気を使わなくていい場所って、居心地がいい。居心地がいい場所に、人は居続けたくなる。
特徴4 好意を与えすぎない
全部の質問に答える、全部の連絡にすぐ返す、全部の要求を受け入れる。
こうすると価値が下がる。
手に入るとわかってるものへの欲求は、薄くなる。
欲求が薄くなると、依存が生まれない。
好意には余白が必要。余白があることで、もっと欲しい、が生まれる。
ホスト時代、全力でサービスした夜より、少し余白を残した夜の方が、次の来店につながってた。
全部出し切ることが、次を消してしまってた。
特徴5 その人の前では自分がよく見える
一番深い依存を生む特徴がこれ。
この人と話してると、自分のことが好きになれる気がする。
自分の考えを引き出してくれる、自分の良さに気づかせてくれる、自分が賢くなった気がする。
そういう感覚を与えられる男のそばに、女性は戻ってきたくなる。
自分がよく見えた場所への引力は、強い。
特徴6 いてもいなくても大丈夫そうだけど、いた方が豊か
これが依存の一番の源泉。いなくても生きていける感じがある。でもいる方が、なんかいい。
いなくてもいいなら、いなくていいじゃん。それで終わりそうだけど、そうならない。
なぜかというと、その人がいることで何かが豊かになる感覚があるから。
笑える時間が増える。気づきがある。安心できる。自分がよく見える。
その豊かさが、いる理由になる。
依存させようとしてる男は「俺がいないとダメだろ」を演出しようとする。
でも依存される男は、俺がいる方が豊かでしょ、を自然体で体現してる。
特徴7 受け取り方が上手い
女性が何かをしてくれたとき、ちゃんと受け取る。
「助かった」「嬉しかった」「それで楽になった」。
受け取ってもらえた経験が積み重なると、またしたくなる。
またしたくなる感情が、依存の形をとることがある。
役に立てた喜びが、またここに来たい、になる。
特徴8 一貫してる
どの日も、どの場面でも、基本的な接し方が変わらない。
機嫌がいい日だけ優しくて、悪い日は冷たい。これは信頼できない。
どの日も同じ温度でいる男のそばで、女性は安心して感情を出せる。
安心して感情を出せる場所に、繰り返し戻ってきたくなる。
依存と愛情の違い
依存と愛情は似てるけど、違う。依存は、相手がいないと不安、という状態。相手への執着が、自分の不安から来てる。
愛情は、相手のことが気になる、という状態。相手そのものへの関心から来てる。
依存させようとしてる男が作るのは、依存。
でも本当に好かれてる男が作るのは、愛情。
愛情の方が、長く続く。しかも健全。
依存を目的にする必要はない。
むしろ、愛情を作れる男になることを目指した方が、結果的に長く一緒にいてもらえる。
依存させようとしてやってはいけないこと
不安を煽る
意図的に不安にさせて、こっちに向けさせようとする。
他の女の話を頻繁に出す。急に冷たくする。返事を遅らせる。
これで生まれる感情は、依存じゃなく不安。
不安から来てる感情は、その不安の原因が消えた瞬間に一緒に消える。
しかも不安を与え続けると、いつか女性はその不安に疲れて離れていく。
弱みを握ろうとする
秘密を引き出して、その秘密で繋ぎとめようとする。
または、女性が誰かに言えないような話を自分にだけ話させて、出て行けなくする。
これ、支配であって依存じゃない。
支配された状態から、逃げたくなる感情は当然出てくる。
全部を与えて罪悪感で繋ぎとめる
「こんなにしてあげたのに」という空気を作る。
してあげた分を相手に感じさせて、返せない罪悪感で繋ぎとめる。
でもこれで出来た関係は、借金みたいなもの。
借金を返したとき、または返せないと諦めたとき、その関係は終わる。
ホストクラブで見てきた「依存してしまった」女性の本音
「気づいたら毎週来てた」
あるお客さんが話してくれた。
「来るつもりなかったのに、来てた。自分でも不思議で。行かなくてもいいのに、来ちゃう。なんでだろって考えても、答えが出なかった。ただ来たくなってた」って。
答えが出なかった、ただ来たくなってた。
依存の正体は言語化できない引力。この人のそばにいたいという感覚が、気づいたら来店になってた。
「話すたびに知らない面が出てきた」
「何回来ても、まだ知らないことがある気がして。全部わかった気がしない。だからまた来てた。もっと知りたいって気持ちが止まらなかった」って。
もっと知りたいが止まらなかった。
知りたいが続くことが、依存の動力になってた。
「自分のことが好きになれた」
「あの人と話してると、自分のことが嫌いじゃなくなる感じがして。普段自己嫌悪が強いのに、そこにいると楽で。なんかそれが嬉しくて、またここに来たくなってた」って。
自分のことが嫌いじゃなくなる場所。依存させてた場所の正体が、自己肯定感の回復する場所だった。
依存してもらえる担当になりたいと思って、色々試した時期
不安を少し煽ってみたり、急に冷たくしてみたり。
全部うまくいかなかった。
不安を煽ったとき、お客さんは来なくなった。急に冷たくしたとき、傷つけてしまった。
逆に、なにもせずただ話を聞いてた夜が、その子の来店を一番増やしてた。
何もしてない、つもりだったけど。
振り返れば、ちゃんと見てた、ちゃんと覚えてた、ちゃんと受け取ってた。
それだけで、また来てくれてた。
依存させようとしてた行動は全部失敗して、ただ目の前の人に向き合ってた行動が結果を作ってた。
目の前の人への本物の関心。それが一番大事。

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