脈なし判定って、一瞬で下りる
女性が男を見るとき、脈ありか脈なしかって、思ってるより早く決まってる。
初対面から数回会うくらいの間に、なんとなくのジャッジが出る。そしてそのジャッジは、よっぽどのことがない限り覆らない。怖い話だけど、これが現実で。
ホスト時代、お客さんが他の男の話をしてくれることがよくあった。合コンで会った男、マッチングアプリで知り合った男、職場の男。
「最初の一言で無理ってなった」「これやられた瞬間に終わった」「何気ない行動で、あ、ないなって思った」。
全部、一瞬の話。
その一瞬が何かを知ってれば、踏まなくていい地雷がわかる。
脈なし判定が下りる瞬間、パターン別に全部書く
パターン1 自分の話しかしない
会話が始まってから10分、ずっとしゃべってる。
仕事の話、自慢話、過去の経験談。全部自分のこと。女性への質問が一回もない。または質問しても、答えが返ってきたら即座に「俺もさ」って自分の話に戻る。
女性の中で「この人、私に興味ないんだ」が固まっていく。
興味がない相手に、感情は向かない。脈なし判定の中でも、一番早く下りる種類。
ホストクラブで何度もお客さんから聞いた。「ずっとしゃべってた、私のこと何も聞かなかった」。その後に続く言葉は必ず「それだけで無理ってなった」。
パターン2 スマホをいじる
一緒にいる間、スマホを見る。
テーブルに置く、通知が来るたびに確認する、話しながら画面を触る。
女性には「私より他のことが大事なんだ」として伝わる。
スマホを見る頻度とか時間じゃなく、出してること自体が問題で。出してる時点で「いつでも見ていい」モードにしてる。
見ない、という選択を意識的にしてる男と、なんとなく出してる男では、伝わってるものが全然違う。
あるお客さんが言ってた。「食事中にスマホいじられたとき、あ、この人はこういう人なんだって思った。それ以上でも以下でもなかった」って。
それ以上でも以下でもない、か。判定終了ってこと。
パターン3 話を聞いてるふりで聞いてない
うなずいてる、相槌を打ってる、でも全然聞いてない。
話が終わった直後に、全然関係ない話を始める。または、さっき話した内容と矛盾することを質問してくる。
「さっき言ったのに」って瞬間が、一番きつい判定を下す。
聞いてるふりって、聞いてないより失礼な行為で。ちゃんと聞いてると思ってたのに実は聞いてなかった、という裏切りになる。
パターン4 初対面で踏み込みすぎる
年収、過去の恋愛、家族構成、将来の結婚観。
関係ができてない段階で、深い情報を引き出そうとする。
女性からすると、情報収集されてる感覚になる。あなたに興味があるんじゃなく、スペックを確認してる。
その感覚が生まれた瞬間に、心の扉が閉じる。閉じた扉は、その後の会話でなかなか開かない。
パターン5 褒め方が雑、または多すぎる
「可愛いですね」「スタイルいいですね」「センスいいですね」。
会ってすぐ連発してくる褒め言葉。
最初は悪くないけど、多すぎると機能しなくなる。しかも全部表面的な褒め方で、中身への関心が見えないとき。
「この人、誰にでもこう言ってるんだろうな」になる。
誰にでも言える褒め言葉に、特別感はない。特別感がない褒め言葉は、むしろ軽さとして伝わる。
パターン6 リアクションが過剰すぎる
「えー!すごいですね!」「それ面白すぎます!」「マジですか!!」。
大げさなリアクションが続くとき、女性は「これ、作ってる」って気づく。
本心から来てない反応だとわかった瞬間に、この人は表面的な人だ、になる。表面的な人に、深い感情は向かない。
ホストクラブでも、過剰なリアクションをしてる新人ホストはお客さんに見透かされてた。「なんか、すごいすごいって言うだけで、ちゃんと聞いてる感じがしない」ってよく言われてた。
パターン7 マウントを取ろうとする
「でもそれって、〇〇ということじゃないですか」「俺の知ってる話だと違くて」「それより俺の場合は」。
否定したい、知識を見せたい、すごいと思われたい。
その欲求が会話に出てきたとき、女性の脈なし判定は速い。
一緒にいて心地よくない人間に、感情は向かない。マウントを取ろうとしてる男のそばは、居心地が悪い。居心地が悪い場所に、また来たいとは思わない。
パターン8 共感してるふりで自分の話にする
「わかる!俺も同じで、それがさ…」
女性が話してる最中に、俺も俺も、って入ってくる。
共感してるように見えて、話を乗っ取ってる。
女性は「また自分の話になった」ってなる。2回3回と続くと、この人に話しても意味がない、になる。意味がないと感じた相手に、心は開かない。
パターン9 答えを急ぐ
女性が考えてる途中に、先を読んで言う。または「要するに〇〇でしょ?」って短絡的にまとめる。
考える時間を奪われた感覚。しかも違ったとき、わかってない、になる。
急ぐ男のそばでは、ゆっくり考えられない。ゆっくり考えられない場所は、安全じゃない。安全じゃない場所の人間に、脈は向かない。
パターン10 フォローが遅い
何か失敗した、傷つけた、間違えた。そのときのフォローが遅い、または弱い。
その場で気づいて動けない男は、気が利かない人間として分類される。
女性は感情の動きが早い。傷ついた直後にフォローが来ないと、傷が固まる。固まってからフォローが来ても、「今頃?」になる。
リアルタイムで動けることが大事で。後からどれだけ丁寧に謝っても、タイムラグが印象を変えてしまってる。
脈なし判定が覆る、唯一のパターン
一回下りた判定は、覆りにくい
脈なし判定が下りた後に逆転するケース、ないわけじゃないけど少ない。
しかも逆転するとき、大抵は「こっちが変わった」より「相手に意外な面が見えた」から。
意外な一面、ギャップ、予想外の行動。
「この人、こういうこともするんだ」って発見が、固まりかけた判定を揺るがす。
でもそのためには、まず次の機会がないといけない。次の機会がもらえる関係が続いてないと、意外な面を見せる場がない。
次の機会をもらえる男
脈なしと判定されても、次の機会をもらえる男がいる。
感じ悪くはなかった。嫌いじゃない。でも恋愛対象としてはピンとこない。
そのくらいの位置にいる男。
ここから逆転するためには、次に会ったときに「あれ?」を作れるかどうか。
前回と違う部分、気づいてなかった面、意外な反応。
それが一個でも出てきたとき、固まった判定がほんの少し動く。
ホストクラブで女性が話してた「脈なし判定を下した瞬間」の本音
「最初の一言だった」
あるお客さんが話してくれた。
「会って最初に『可愛いですね、モデルですか?』って言われた。その瞬間に、ないって決めた。そういうこと言う人なんだって、わかったから」って。
最初の一言で全部決まった。
内容より、そういうことを最初に言う人間だ、という情報が来た。その情報から、この人はこういう人、が確定した。
「食べ方が汚かった」
食事中の話。
「話の内容は悪くなかった。でもなんか食べ方がちょっと気になって。箸の使い方とか、食べながらしゃべるとか。それだけで、なんか無理ってなった。小さいことなのに」って。
小さいことなのに、って言ってるけど、小さいことじゃない。
日常が見えた瞬間に判定が下りる。日常って、作れない。だから一番正直な情報になる。
「会計のとき」
「割り勘はいいんだけど、なんかもたついてて。ポイントカード探してたり、小銭を数えてたり。段取りが悪い人なんだなって思ったら、急に全部冷めた」って。
会計の場面って、計算してない素の姿が出る。
段取りの悪さが、他のすべての印象を上書きした。
「帰り際に手を繋ごうとしてきた」
「初対面で帰りに手を繋ごうとしてきて。近すぎてびっくりした。断ったんだけど、その後がぎこちなくなって。あの時点でもう無理だった」って。
距離感の読み違い。
関係値に対して踏み込みすぎた一歩が、全部を壊した。
やらかした話
ホストを辞めた後、普通に出会いの場に行ったとき。
ホスト時代に身につけたことが全部使えると思ってた。
でも一回、やらかした。
初めて会った女性に、会ってすぐ「仕事何してるの?」「前の彼氏とはどのくらい付き合ってたの?」って質問を連発した。
会話を続けようとして、質問を用意してて、全部出してしまった。
その子、だんだん顔が固くなってった。帰り際に「今日ありがとうございました」って敬語になってた。
あ、判定下りたな、ってわかった。
質問の内容は悪くなかった。でも連発、というのが問題だった。それと、まだ関係ができてない段階で踏み込んだ内容もあった。この経験から、質問を一個に絞ることを徹底するようになった。一個だけ聞いて、返ってきたものを受け取る。また聞きたくなったら、一個だけ。それだけで、全然違う空気になった。
脈なし判定を回避するための、最低限やること
聞く割合を増やす
しゃべる3割、聞く7割。
最初の数回はこのくらいで丁度いい。自分のことを話したくなる気持ちはわかるけど、まず聞くことで相手への関心が伝わる。
スマホをしまう
会ってる間、スマホをポケットに入れる。テーブルに出さない。
この一個だけで、印象が変わる男が多い。
一個しか質問しない
質問を一個出したら、返ってきた答えを受け取る。受け取ってから、また一個だけ。
連発しない。
褒めるなら具体的に、一回だけ
「可愛い」より「さっき話してたとき、目が楽しそうだった」。
漠然とした褒め言葉より、見てたことが伝わる一言。
しかも一回だけ。連発しない。
目の前の人に本当に関心を持つ、というのが一番大事!

コメント