既読がついた。5分、10分、1時間、3時間。でも返信が来ない。
その間に男の頭の中で何が起きてるかというと、最悪のシナリオを順番に検討し始めてる。嫌われた、怒ってる、他の男と話してる、もう終わりかも。
全部、可能性としてはある。でも全部じゃない。
既読スルーって、理由が一個じゃない。むしろ男が想像してる理由と、実際の理由がズレてることの方が多い。ホスト時代、お客さんからの連絡が途絶えることがあった。既読がついて返ってこない。そのとき焦って動いた失敗と、待って正解だったことの両方を経験してきた。
既読スルーの理由
パターン1 単純に忙しい
仕事中に通知が来て、既読だけついた。電車の中で見たけど降りる駅だった。ご飯作ってて手が離せなかった。
返そうと思ってたのに、そのまま忘れた。
悪意ゼロ。理由もゼロ。ただ忙しかっただけ。
でも男側はその間に最悪のシナリオを積み上げてしまう。
見分け方は、その後に返ってきたときの温度感。忙しかっただけなら、返信の中身がいつも通りか、むしろ「遅くなってごめん」が入ってたりする。
パターン2 返し方を考えすぎてる
好意があるとき、返信に時間がかかることがある。
何を送ればいいかな、これ重くないかな、こういう返し方どうだろ、って考えてる間に時間が経つ。
好きだからこそ、慎重になる。慎重になるから遅くなる。
これ、以前の記事でも書いたけど、返信が遅い=気持ちが冷めてる、じゃない。むしろ本気のときほど時間をかけることがある。
見分け方は、返ってきたときの文章の密度。忙しかっただけの返信は短い場合が多い。考えてた返信は、なんか丁寧だったり、ちょっと長かったりする。
パターン3 返しにくい内容だった
送ったLINEの内容に問題がある場合。
重い話をいきなり送った。答えにくい質問をした。感情的な文章を送った。または長文すぎた。
受け取った女性が「どう返せばいいかわからない」状態になってる。
返したいけど、返せない。その宙ぶらりんな状態が、既読スルーとして現れてる。
見分け方は、送った内容を見直すこと。自分が送ったもの、受け取った側の立場で読んでみる。答えにくくないか、重くないか、長すぎないか。
パターン4 少し距離を置きたい
関係の中で何かあった。または最近少し疲れてる。一時的に距離を置きたい。
でも「少し一人にして」とは言えない。言ったら傷つけるかもしれない、喧嘩になるかもしれない。だから黙って距離を取ってる。
このパターン、前兆がある場合が多い。直近の会話が少し薄かった、会う頻度が下がってた、LINEの温度感がじわじわ下がってた。
突然じゃない。ゆっくり来てた変化の延長線上にある。
パターン5 怒ってる、拗ねてる
何かに引っかかった。でも直接言わない。
既読スルーで示してる。反応を見てる。こっちがどう出るかを待ってる。
このパターン、他のパターンと見分けやすくて。直前に何かがあってる。言葉の端々にトゲがあった、約束を忘れてた、気づかずに傷つけることを言ってた。
心当たりを探すと、だいたい見つかる。
パターン6 本気で冷めてきてる
前の記事で何度も書いてきた、冷め始めのサインとして既読スルーが出てくるパターン。
返す気力が、もうない状態。
これ、一回の既読スルーで判断しない。続いてるかどうか。パターンになってきてるかどうか。そっちで判断する。
ホストクラブで女性が話してた「既読スルーしてた理由」の本音
「返し方がわからなかっただけ」
あるお客さんが話してくれた。
「好きな人からLINE来て、どう返せばいいかわからなくて。何度も考えて、気づいたら2時間経ってた。向こうは不安になってたと思うけど、こっちは一生懸命考えてたんだよね」って。
2時間、考えてた。
男側は2時間も既読スルーされてる、とカウントしてる。でも女性側は2時間、返し方を考えてた。
まったく違う時間の過ごし方をしてた。
「重い内容だったから、逃げた」
別のお客さんから聞いた話。
「急に将来の話みたいなLINEが来て、どう答えていいかわからなかった。答えたら話が進みそうで、怖くて。そのまま既読だけになっちゃった」って。
逃げた、って自分で言ってた。
内容が重かっただけ。気持ちが冷めたわけじゃない。でも男側からすると「なんで返ってこないんだ」ってなってた、はず。
「返信しなくても来てくれるか試してた」
これ、正直に話してくれた子がいて。
「ちょっと不安になってたから、返信しなかったときにどうするか見たかった。来てくれたら本気なんだって思えるから」って。
試してた。
既読スルーが、気持ちを確認するための手段になってた。
このパターン、以前の記事で書いた「試してる」型の行動で。返信が来ないとき、その反応を見てる。
やってはいけない対処法
連続でLINEを送る
既読スルーされたとき、焦って連続送信する男がいる。
「ねえ」「どうしたの」「返してよ」「何かあった?」。
これ、受け取る女性の立場で考えてほしい。
返しにくい状態のときに、さらに返しにくい状況が積み上がっていく。しかも「この人、余裕ない」「怖い」ってなる。
返しにくさが倍になって、ますます返せなくなる。
電話をかける
LINEを返さない人間に電話する。
これ、かなり強引な行動。女性からすると「追い詰めてくる」感覚になることがある。
電話が来ること自体への恐怖で、着信拒否したくなる子もいる。
テキストで連絡をとってた流れを、突然音声に変えるのは、相手の準備がないまま踏み込んでる。
「なんで返さないの」と責める
返ってきたときに「なんで既読スルーしたの」「どういうつもり」って始める男がいる。
理由がどのパターンであっても、責められた事実が残る。
次から既読スルーされたとき、返ってきた後に責められることを知ってる女性は、ますます返しにくくなる。
責めると、次の既読スルーを生む。逆効果。
意地になって返信しない
お前が返さないなら俺も返さない、的な対抗手段。
子どもっぽいし、何の解決にもならない。しかも女性がそっちに合わせて待ち続けても、どちらも動けない膠着状態になる。
正しい対処法、パターン別に
忙しそうなら、一回だけ追加で送る
最初のLINEが見えてないかもしれない場合。
「時間あるときで大丈夫だよ」の一言だけ追加する。
これ一個だけ。この後は待つ。
プレッシャーを与えずに「気にしてる」が伝わる。しかも「時間あるときで大丈夫」って言葉が、女性の返信へのハードルを下げる。
返せなかったことへの罪悪感を減らしてあげる、という効果もある。
返しにくい内容を送ってしまった場合
「さっきのLINE、答えにくかったら全然無視して」って送る。
または「急に重いこと書いてごめん、気にしないで」って。
内容を取り下げることで、女性のプレッシャーがなくなる。プレッシャーがなくなった途端、返ってくることがある。
送った内容に問題があったと気づいた場合、それを認める一言が一番早い解決策。
拗ねてると思ったら、当てにいく
「なんか拗ねてる?」「もしかして俺何かした?」って、直接当てにいく。
ただし、責める口調じゃなく、軽く。「笑」くらいのニュアンスで。
当てられた女性は、図星だったとしても「なんでわかるの(笑)」ってなって、むしろ話しやすくなる。
見てた、が伝わるから。
冷めかけてそうなら、一切送らない
これ、勇気がいる選択だけど。
冷めかけてるパターンのとき、追いかけることが逆効果になる場合が多い。
一切送らない期間を作る。
そうすると二つの反応が出てくる。向こうから連絡が来る、または来ない。
来ない場合は、そこまで。来た場合は、まだ関係が動いてる。
送り続けることで、しつこい男になるより。一回止めることで、「あれ、来なくなった」という希少性を生む方が、関係を動かせる可能性がある。
笑えない話
ホストを辞めた後、好きだった子からLINEの返信が来なくなった。既読はついてる。でも返ってこない。
3時間後にもう一回送った。「ねえ、見てる?」って。
…最悪の選択肢だった。返ってきた返信が「ごめん、ちょっとバタバタしてた」の一言。
明らかに温度が低かった。俺の「ねえ、見てる?」が、状況を悪くした。
それまで既読スルーの理由がどのパターンだったかわからない。でも「ねえ、見てる?」を送った瞬間に、余裕のない男の印象がついた。
ホストとして希少性の話とか、余裕の大切さとか、散々語ってきたくせに。自分のこととなると全部飛ぶ。
笑えるけど、笑えない(笑)。
あのとき正解は、何も送らないことだった。または「時間あるときで大丈夫」だけ送って待つことだった。
でも不安に負けた。不安って、判断力を奪う。
既読スルーを繰り返させない関係の作り方
返しやすい内容を送る習慣
長文、重い話、答えにくい質問。これを送り続けてると、返信のハードルが上がっていく。
短く、軽く、返しやすい。
「そういえばこれ見て思い出した」くらいの内容。返さなくてもいいけど、返したくなる。そういう温度感。
返しやすい内容が続くと、返信のハードルが下がる。返信のハードルが低い関係は、既読スルーが起きにくい。
返ってこなくても動じない男でいる
これが一番大事かもしれない。
既読スルーされたとき、動じてないことを見せる。
返ってきたときに「遅い!」とか「なんで返さなかったの」って言わない。普通に接する。
そうすると女性は、返さなかったことを後悔し始める場合がある。怒らなかった、拗ねなかった、普通だった。その余裕が「この人は違う」になる。
動じない余裕が、次の返信を早くする。
返ってきたことへの感謝を出さない
返ってきたときに「よかった、心配した」って言う男がいる。
気持ちはわかる。でもそれを言うと、次に既読スルーしたときに罪悪感を持たせることになる。
罪悪感を持った女性は、重いと感じたとき離れていく。
返ってきたこと、普通に接する。「そうだよね」「なんかあった?」くらい。
重くしないように気をつけて!

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