ボイスメッセージって、使いこなせてる男がほぼいない
LINEのボイスメッセージ機能、使ったことある男、少ない。
なんか恥ずかしい、声を送るのが重い気がする、テキストの方が楽。そう思って使わないでいる。
でもこれ、めちゃくちゃもったいない。
ボイスメッセージって、文字では絶対に伝わらないものを届けられる唯一の手段で。
声のトーン、笑い方、ちょっとした照れ、話してるときの空気感。全部が乗ってくる。
テキストで「楽しかった」と送るのと、声で「楽しかった」と送るのでは、受け取る側の感情の動き方が全然違う。
ホスト時代、お客さんへの連絡手段を色々試してた。テキスト、スタンプ、画像、電話。その中でボイスメッセージを使い始めてから、反応が一番変わった。
ボイスメッセージが刺さる理由
理由1 声には嘘がつきにくい
テキストは整えられる。何度も書き直せる。完璧な言葉を作れる。
でも声は、その瞬間の感情が乗る。
照れてたら照れた声になる。嬉しかったら嬉しい声になる。本当に笑ってたら笑い声が混じる。
整えられてない分、本音として伝わる。
本音として伝わる言葉は、深く刺さる。
理由2 記憶に残る
テキストは読んで終わり。
でもボイスメッセージって、声として残る。
しかも女性って、気になる人の声を何度も聞き返す。「また聞きたくなった」って何人かから聞いた。
聞き返させることができる連絡は、その人の中に何度も入っていく。何度も入るほど、記憶に深く刻まれる。
理由3 特別感がある
みんなテキストで送ってくる中で、声で来た。
その意外性が、この人は他と違う、という感覚を作る。
希少性、でもある。みんなやってないことをやってる男が、印象に残りやすい。
ボイスメッセージが怖い男の本音
使わない理由って、だいたい決まってる。
声を聞かれるのが恥ずかしい。変な声だと思われたら。うまく話せなかったら。噛んだら。
でも全部、気にしすぎ。
女性がボイスメッセージで聞きたいのって、完璧なナレーションじゃない。
その人の声。日常の中で出てくる、素の声。
噛んでもいい。少し詰まってもいい。その不完全さが、むしろ人間らしさとして伝わる。
ボイスメッセージに向いてる内容
向いてる1 感情が動いたとき
笑えることがあった夜、嬉しいことがあった日、なんか伝えたくなったとき。
その感情が乗ってる状態で録音する。
「さっきこれ見て笑ってて、声で伝えたくなった」って送る。
テキストで「笑えた笑」より、実際に笑いながら送ったボイスメッセージの方が、圧倒的に伝わる。
向いてる2 おやすみ、おはよう
テキストのおやすみより、声のおやすみの方が全然違う。
「おやすみ、今日も一日お疲れ様」って声で言われた女性が、テキストで同じことを受け取った女性より、ドキドキする。
寝る前に聞くおやすみの声。
それが翌朝まで残ることがある。
向いてる3 ありがとうを伝えるとき
何かしてもらったとき、感謝をボイスで送る。
「さっきのやつ、ありがとうね。声で言いたくて」。
テキストのありがとうより、温度が全然違う。しかも声で言いたくて、って付け加えることで、特別感が出る。
向いてる4 返信に困ってるとき
テキストで返しにくい内容が来たとき、ボイスで返す選択肢がある。
言葉を選びすぎて長文になるより、声で話した方が自然に伝わることがある。
「テキストだと伝わりにくい気がして声にした」って言いながら送ると、それ自体が気を使ってくれてる感として伝わる。
ボイスメッセージに向いてない内容
向いてない1 重い話
別れ話、深刻な相談、感情的な内容。
声で来ると、重さが増す。しかも聞き返しにくい。
重い話はテキストか、実際に会って話す。
向いてない2 長すぎる内容
3分、4分のボイスメッセージ。
受け取る側、いつ聞けばいいかわからなくなる。しかも長いと聞く前から気が重くなる。
ボイスメッセージは30秒〜1分くらいが理想。
短くて、でも声の温度が伝わる長さ。
向いてない3 連日送る
毎日ボイスメッセージを送り続けると、また来た、になる。
特別感が消える。
週に一回か二回、本当に伝えたいときだけ使う。希少性を保つ。
ボイスメッセージを送る前の準備
一回で録音するつもりで話す
何度も撮り直すと、作った感が出てくる。
最初から完璧を目指さない。
一回目に録音したやつの方が、緊張感や素の感じが出てることが多い。
失敗しそうなら、送る前に自分で聞いてみる。聞いて「まあいいか」と思えたら送る。
声のトーンを上げすぎない
テンションが高すぎるボイスメッセージは、作ってる感が出る。
普段話すときよりほんの少しだけ穏やか目に話す。
落ち着いた声の方が、聞いてて心地よい。心地よい声は、また聞きたくなる。
雑音に気をつける
外のうるさい場所、風が入る場所、エアコンの音が大きい場所。
雑音が多いと、聞きにくい。聞きにくいものは聞き返されない。
できれば静かな場所で録音する。
実際に使えるボイスメッセージの例
例1 夜に送るやつ
「おやすみ。今日なんか、あなたのこと思い出す場面が多くて。声で言いたくなった。ゆっくり休んでね」
照れを隠しながら話すのがちょうどいい。完璧なトーンじゃなくていい。
例2 何かを見て思い出したとき
「さっきこれ見て、なんか〇〇ちゃんのこと思い出してさ。声で伝えたくて。まあそれだけなんだけど(笑)」
まあそれだけなんだけど、の笑いが入ることで、プレッシャーが消える。
例3 楽しかった日の翌日
「昨日、楽しかった。寝る前にもまだ考えてたくらい。声で言いたかっただけだから、返信とかいらないよ」
返信いらないを入れることで、返したくなる心理が動く。
しかも昨日の夜にまだ考えてた、が声で伝わる。
例4 感謝を伝えるとき
「今日のやつ、ありがとうね。テキストだと伝わらない気がして声にした。本当に助かった」
テキストだと伝わらない気がして、という一言が、わざわざ声にしてくれた特別感を作る。
ホストクラブで女性が話してた「ボイスメッセージへの本音」
「最初もらったとき、何回も聞いた」
あるお客さんが話してくれた。
「ボイスメッセージが来て、最初びっくりして。でも聞いたらすごく嬉しくて、何回も聞き返した。なんか、声って直接会ってるみたいな感じがして、ドキドキした」って。
何回も聞き返した。
テキストにはない反応。声だからできる刺さり方。
「照れてる声が可愛かった」
「ボイスメッセージで少し照れてる感じがして。それがなんか、可愛くて。普段クールなのに、声だと素が出てるのがわかって、急に気になった」って。
声で素が出た。
完璧じゃない声が、好感につながった。
「テキストより温度があった」
「同じ内容でも、声で来たときの方が全然温度が違う。読むより聞く方が、直接届く感じがする。ボイスメッセージをくれる人って、まだ少ないから、それだけで印象に残る」って。
まだ少ないから印象に残る。
希少性と温度が両方ある、がボイスメッセージの強さ。
ホスト2年目のころ、初めてお客さんにボイスメッセージを送った。
すごく緊張した。声を聞かれる、ということへの恥ずかしさがあった。
送った内容は「今日来てくれてありがとう、声で伝えたかった」それだけ。
返信が「え、声久しぶりに聞いた気がして嬉しかった(笑)」だった。
声久しぶりに聞いた気がして、か。
毎週会ってたのに、声で連絡が来ることがなかったから、久しぶりに感じた。
テキストで会話してる感覚と、声で話してる感覚は、女性の中で全然違う場所に届くとわかった。
それから使うようになって、反応が変わった。
怖くて使えてなかっただけで、使い始めたら全然怖くなかった。恥ずかしさより、声で伝えたいという気持ちの方が大きくなった。
照れることを怖がらないこと。
それがボイスメッセージを使いこなす唯一のコツで。
照れた声の方が、完璧な声より深く届くんだよなぁ…。

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